里山ブルーベリーCOFFEEとは

ABOUT

予想をはるかに超えた、ブルーベリー・コーヒー。
ブルーベリーがコーヒーと出会うと、驚きの豊潤な香りに。

優れた品質 日本のフルーツ

石川県七尾市にある、「里山ブルーベリー園」は夫婦二人だけで、手入れから収穫、そして発送している農園です。
これまで、生食用・冷凍用ともに生産・出荷し、委託販売所では陳列後まもなく売り切れるほどだそうです。
完全無農薬を貫いているため一年中手入れはおこたらず、農園は美観が保たれています。
この農園のブルーベリーは、噛めばよくわかります。
量販店で安価に販売されている商品とはちがい、果実のジュースに濁りがなく透き通っています。
非常にクリアで体にしみこむような感覚をおぼえるのです。
「このブルーベリーを使って、コーヒーが元はフルーツであることを思い出させるような、フルーティーなコーヒーは作れないだろうか」
こんな発想から、試行錯誤を繰り返して誕生したのが、ブルーベリー・コーヒーです。

コーヒーとブルーベリーのコラボレーション

「里山ブルーベリー園」から300メートルほど離れたところに浄願寺というお寺の境内に、「たけわら珈琲豆店」があります。
境内に店舗を持たず、住職に直接連絡して注文し、住職が焙煎し、後日お届けするという、とても風変わりな焙煎工房です。
普段は海外から取り寄せた生豆をそのまま使用するのですが、
「コーヒーはもともとフルーツ。生豆と日本の優れたフルーツを組み合わすことができれば、すばらしい風味になるはず」と思っていました。
お寺ちかくの「里山ブルーベリー園」とのコラボレーションは、当然の成り行きだったのかもしれません。

香料を使わない、自然のフレーバーコーヒーを目指して

現在、他社からも「ブルーベリー・コーヒー」は販売されていますが、その内容は「香料」や乾燥したブルーベリーなどを添加し、コーヒーとパッケージしたものです。
私たちが目指したのは、香料や乾燥果実を一切使わず、日本の安全なブルーベリーの生ジュースと、世界の特別な品質のコーヒー生豆とが出会って熟成された、自然本来のおいしさでした。
しかし、私たちが目指したブルーベリー・コーヒーの前例は見当たらず、通常のコーヒーの常識がまったく通用しません。
思い立ってから数年間、ブルーベリーのさまざまな処理の方法、各国のいろんな豆との組み合わせを試行錯誤してきました。

失敗したはずの、1ロットの奇跡

捨てるのももったいなく、研究用になるかもしれない、という軽い気持ちで数か月放置していたのです。
研究が行き詰まって頭を抱えていたある時、そのロットがたまたま目に留まり、「ダメ元で」と蓋を開けてみました。
それが一気にブルーベリー・コーヒーの完成につながりました。
「おぉ!これはフルーツ!なんて華やかで深いアロマ!こんなフルーツ感、コーヒーに感じたことはない!」
驚きの瞬間でした。
フルーツの香りが飛ばない湯温で、ゆっくり淹れると、生食のブルーベリーとは異なる、しっかりとしたフルーティーさが抽出されていました。
あとはこの1ロットの製造過程を見直し、確実にこのフルーティーさが表れるようにするだけでした。
その味わいが、ようやく皆さんのもとにお届けできるようになりました。

きっと皆さんは、ブルーベリーのような風味を期待しているかもしれません。
私も、それを期待して、試行錯誤を繰り返していました。
しかしその予想をはるかに超えて、ブルーベリーとコーヒーのコラボレーションが、とても不思議な効果を生みました。
生食用・冷凍用とはちがう新しいブルーベリーの味わい、トロピカルな豊潤な香りを、多くの方々に体験していただきたいと思っています。

たけわら珈琲豆店
店主・焙煎士 竹原了珠